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校庭の樹木伐採作業を実施しました。
学校の夏休み中に、道路工事の拡幅の伐採作業を兼ね、蒲生郡日野町の町立必佐(ひっさ)小学校校庭の樹木の伐採を実施しました。
伐採前の大きなプラタナスです
高所作業車で枝払いです
根元からの伐倒です
チェンソーを使い、幹を小切りにします
小切りは完了
処分材の積み込み
樹高7メートルで、根元の直径は80センチあり、学校のシンボルツリー的な樹木だなと感じました。
まずは、安全に作業ができるようにと、安全実施ミーティングを一番に実施しました。
道路側、校庭内には安全監視員を配置して作業を進め、写真にありますように、高所作業車を利用しての枝払い実施から、順に作業を進め、残材処分まで安全に実施することができました。
特に、高木伐採の各作業では取り扱う機械器具や重機、車両などの安全な取り扱いや周囲確認など、現場責任者には目が離せない作業の連続です。作業が無事安全に完了し、ほっと一息です。皆さんご苦労様でした。
長年、校庭にあった樹木(プラタナス)は、きっと長い間、学校の歴史をずっと見ていたのだなと思いながら、感謝と一抹の寂しさを感じながら現場を後にしました。近年は、お住いのお屋敷に代々受け継がれてきている大きな樹木や特殊な樹木がある、お家を見かけます。
また、管理にお困りのお客様から、伐採をしてくれとのお話を伺うことがありますが、私たちは樹木を育て管理する仕事を、生業にさせていただいているので、生きている物はできるだけ大切にしてあげたいと思います。
このブログをご覧の皆様、もしお庭の樹木や果樹を何とかできないかとお困りの時はぜひ一報ください。
上記の対策としては、一例となりますが、伐採はせずに枝や幹を切り詰めて小さくする、移植を実施する、お知り合いの知人に譲る、どうしても伐採が必要時は、お清めして処分となりますが、リサイクル(薪やチップ、置物、飾り物など)して残せるものは残していくのも一考ではないでしょうか。
造園業では、生き物(樹木、花、芝生)を扱うこと、石を扱うこと、土を扱うことなど、いろいろな関わりを持たせていただきますが、私は常々扱う全ての物に、感謝が一番と思っています。