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工場緑化工事(植栽編)
滋賀県甲賀市内のゼネコン様から、第1期として植栽工事を実施しました。
元々あった工場近くの新たな工事です。
高木を中心として工場周りの植栽をさせていただきました。
建屋付近の植栽1
建屋付近の植栽2
工場前の植栽1
工場前の植栽2
植栽状況と動線の調和
工場緑地帯の植栽状況1
工場緑地帯の植栽状況2
広大な工場敷地で常緑樹、落葉樹などの樹木を建屋近くの周辺や通路付近に植栽しました。
敷地の中では、樹木の位置や方向もいろいろ検討して植栽します。最初は小さく見えますが、年数が経つと建物や付近の修景にあう姿を想定し、作業を進めました。
私たちの生業は、生き物を扱う仕事です。特に樹木や芝生は生きています。その生き物を何年も立派に育て管理することができる、素晴らしい仕事です。現場で直接作業を行っていると、今更ながらこの仕事を選んでよかったなと思います。
いただいた仕事が終了しても、これで終わりではありません。
立派に末永く成長してくれるように願いながら、管理作業などを実施します。水やり作業や害虫の消毒作業、肥料やり作業、またある程度成長した段階で剪定作業を行います。その後立派に生長した樹木は、次第に建物やその周辺に溶け込むようになります。
上記写真には、高木の一部の樹木が白や黒色の布で覆っています(寒冷紗)が、今の時期は常緑では必要です。寒さや風除けの役目もありますが、移植後の樹木は植えたばかりで、根がまだしっかりと動いていません。
根からの水分補給ができないのと、常緑の葉からの水分蒸散を抑え、春先からの根が動き出すまでは、根と葉をしっかりと支え樹木を成長させる、役目をしてくれます。上記の現場も、春先から新根が出て水分を補給し、葉も水分をもらいながら光合成をし、また新たな新緑の季節に新しい息吹を吹き込んでくれます。
新しい新工場が稼働するのと併せて、植栽させていただいた多くの樹木は、青々とした新緑で工場を盛り上げてくれると思います。
工場の緑の樹木が、成長するように益々ご発展されることをお祈りいたします。